2020-11

今昔物語集

震旦の僧長秀、この朝に来て医師として仕えさせられる話

10世紀半ばの村上天皇の治世に、唐から来朝した僧であり医師でもあった長秀が、本朝で初めて「桂心」を見付け、医薬として用いたという話。桂心は桂皮、桂枝ともいわれ、現在も葛根湯など多くの漢方薬に配合されています。(『今昔物語集』巻第24-10「震旦僧長秀来此朝被仕医師語」)
宇治拾遺物語

修行者が、百鬼夜行に遭う話

仏道修行のために回国行脚を続ける修行僧が、ある晩、宿泊した無人の寺で不動の呪を唱えていると、数多くの鬼たちがやって来ます。不動の呪の効力で何とか身は守れたものの、鬼たちが去った後、自分の身に想像もできないようなことが起こっていたことに気付きます。(『宇治拾遺物語』巻第1-17「修行者、百鬼夜行にあふ事」)
その他

「説話集と絵巻の年表」を公開しました

わが国の主な説話集と絵巻の成立時期をまとめた年表を作成、公開しました。 説話集と絵巻の年表