2021-01

古今著聞集

寛喜3年夏、高陽院の南大路にて蝦蟇合戦のこと

寛喜3年は「寛喜の飢饉」と呼ばれる全国的な大飢饉に見舞われた年で、西暦では1231年に当たります。京都では餓死者が路上に充満し、死臭が家中に及ぶという有様でした。そのような中、数千匹の蝦蟇が堀に集まり、敵味方に分かれて戦うという不思議な現象が起こります。
今昔物語集

参河国に、犬頭糸を始める話

「犬頭糸」(いぬがしらのいと・けんとうし)は、平安時代、三河国から「調」として納められた白糸のこと。「犬頭」という奇妙な名が付されているのはなぜか、本話はその由来を伝えています。 (『今昔物語集』巻第26-11「参河国始犬頭糸語」)