和朝 今昔物語

今昔物語集

玄象という琵琶が鬼に取られた話

平安中期の村上天皇の御代、唐伝来の琵琶の名器「玄象」が突然、消え失せてしまいます。ある晩、その音色を耳にした源博雅が、夜の平安京を南、南へとその音色を頼りに探し歩き、やがて、羅城門に至ります。 (『今昔物語集』巻第24-24「玄象という琵琶が鬼に取られた話」)
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