在原業平

今昔物語集

在原業平の中将の女が鬼に喰らわれてしまった話

「この世の美人は、一人残らず自分のものにしてやろう」と思っていた在原業平。評判の美人をやっとの思いで盗み出し思いを遂げたが、最後は自分の着物もとるやとらず態で逃げ去るはめに…… (『今昔物語集』巻第27-7「在原業平中将女被噉鬼語」)