古今著聞集 仁和寺の覚性法親王の寵童千手と三河の話 絵巻物を見ていると、僧に仕える稚児が数多く描かれています。性的対象にもなった稚児ですが、その姿は垂髪にして束ねたものが多く、着物は古くは水干だったそうです。今回紹介するのは、高僧に寵愛された稚児たちのちょっと切ない話。 (『古今著聞集』巻第8 好色第11「仁和寺覚性法親王の寵童千手・三河の事」) 2023.04.16 平安時代古今著聞集京都府
宇治拾遺物語 柿の木に仏が現れること 実のならない木には神がとりついているとされた時代、実のならない柿の木に仏が現れた。しかし、時は末法。その正体に疑いをもった才知賢明の右大臣殿が、柿の木のもとを訪れる…… (『宇治拾遺物語』巻第2-14「柿の木に仏現ずる事」) 2020.07.24 平安時代宇治拾遺物語京都府