橘季通

今昔物語集

駿河前司橘季通が、かろうじて逃げた話

駿河前司橘季通が高貴な家の女房と深い仲になりますが、その屋敷に仕える侍たちにねたまれ、袋叩きにあう危機に。女房の部屋から出れば命はない、途方に暮れる季通を、迎えに来た従者の小舎人童が、まさかの手立てで救い出す。痛快無比!(『今昔物語集』巻第23-16「駿河前司橘季通構逃語」)