源光

宇治拾遺物語

柿の木に仏が現れること

実のならない木には神がとりついているとされた時代、実のならない柿の木に仏が現れた。しかし、時は末法。その正体に疑いをもった才知賢明の右大臣殿が、柿の木のもとを訪れる…… (『宇治拾遺物語』巻第2-14「柿の木に仏現ずる事」)