藤原定信

古今著聞集

宋の商人の劉文冲が、左府頼長に書籍を贈る話

教科書では、保元の乱で敗死したことで専ら知られる藤原頼長は「日本第一の大学生、和漢の才にとみて」と評された当代随一の学者であり、読書家でした。本話は、頼長の飽くなき知的探究心が垣間見えるエピソードです。 (『古今著聞集』巻第4 文学第5「宋朝商客劉文沖、左府頼長に典籍を贈る事」)