日本霊異記 力の強い女が力くらべをした話 8世紀前半の聖武天皇のころ、岐阜県での話。狐の血筋を引いた百人力の女と、雷神の申し子で強力で知られた道場法師の孫の女との力くらべが描かれています。当時の「市」の様子を垣間見ることもできます。 (『日本霊異記』中巻第4「力ある女、力くらべを試みし縁」) 2020.09.06 日本霊異記岐阜県奈良時代
日本霊異記 雷の好意で授けてもらった強力の子の話 6世紀後半の敏達天皇のころ、愛知県と奈良県での話。頭に蛇が二重に巻きつき、蛇の首と尾が背中に垂れている姿で生まれた雷神の申し子(後の道情法師)が、王との力くらべや元興寺の鬼退治、水利争いで活躍します。 (『日本霊異記』上巻第3「電の憙を得て、生ましめし子の強力在りし縁」) 2020.08.30 日本霊異記古墳時代愛知県奈良県
日本霊異記 狐を妻として子を生ませた話 6世紀中ごろの欽明天皇のころ、岐阜県での話です。キツネ(狐)の語源譚としても知られています。 (『日本霊異記』上巻第2「狐を妻として子を生ましめし縁」) 2020.08.23 日本霊異記古墳時代岐阜県
日本霊異記 雷を捉えた話 雄略天皇が皇后と交合している際、それとは知らずに部屋に入ってしまった小子部栖軽(ちいさこべのすがる)に天皇が命じたのは、雷鳴をきっかけとして「雷の神をお迎えしてこい」ということだった……(『日本霊異記』上巻第1「雷を捉へし縁」) 2020.07.24 日本霊異記古墳時代奈良県