古今著聞集

刑部卿敦兼の夫人、夫の朗詠に感じ入り、夫婦仲を深くすること

妻の不機嫌に振り回される夫。篳篥(ひちりき)の名手、藤原敦兼の夫としての哀愁と優しさが心に染みます…… (『古今著聞集』巻第8 好色第11「刑部卿敦兼の北の方、夫の朗詠に感じ契を深うする事」)
今昔物語集

九条堀河に住む女、夫を殺して泣くこと

夜、内裏の東南から女の泣く声が聞こえる。醍醐天皇は蔵人に女を捜すよう命じたが、近くには人の気配さえない。蔵人は、夜更けに大勢を引き連れて京中を捜し回ることに。天皇が執拗に女を捜させた理由は? (『今昔物語集』巻第29-14「九条堀河住女殺夫哭語」)
日本霊異記

雷を捉えた話

雄略天皇が皇后と交合している際、それとは知らずに部屋に入ってしまった小子部栖軽(ちいさこべのすがる)に天皇が命じたのは、雷鳴をきっかけとして「雷の神をお迎えしてこい」ということだった……(『日本霊異記』上巻第1「雷を捉へし縁」)
宇治拾遺物語

柿の木に仏が現れること

実のならない木には神がとりついているとされた時代、実のならない柿の木に仏が現れた。しかし、時は末法。その正体に疑いをもった才知賢明の右大臣殿が、柿の木のもとを訪れる…… (『宇治拾遺物語』巻第2-14「柿の木に仏現ずる事」)
今昔物語集

在原業平の中将の女が鬼に喰らわれてしまった話

「この世の美人は、一人残らず自分のものにしてやろう」と思っていた在原業平。評判の美人をやっとの思いで盗み出し思いを遂げたが、最後は自分の着物もとるやとらず態で逃げ去るはめに…… (『今昔物語集』巻第27-7「在原業平中将女被噉鬼語」)
宇治拾遺物語

道命、和泉式部のところで読経し、五条の道祖神が聴聞したこと

道命阿闍梨は読経の名人。愛人の和泉式部との性行為後に、身を清めずにお経を読んだところ…… (『宇治拾遺物語』巻第1-1「道命、和泉式部の許に於いて読経し、五条の道祖神聴聞の事」)
古今著聞集

源義家、ある法師の妻と密会のこと

武勇を誇る法師の妻のもとに通った源義家を、怒った法師が待ち伏せ。その結末は……(『古今著聞集』巻第9 武勇第12「源義家、或る法師の妻と密会の事」)
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